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大逆転の痴呆ケア

大逆転の痴呆ケア

宮崎 和加子

大逆転の痴呆ケア

定価: ¥ 1,785

販売価格: ¥ 1,785

人気ランキング: 76960位

おすすめ度:

発売日: 2003-09

発売元: 中央法規出版

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



働かないで仕事をしよう!
今現在、グループホームで仕事をしているので、読んでいる間中ずっと本書に登場する和田さん言うところの「婆さん」と自分のところの「婆さん」とを比べ、自分は今まで「婆さん」の仕事を奪ってきたんじゃないか?と反省しました。
自分のところの「婆さん」たちも本書に登場する「婆さん」たちのようにいい顔(本の中に婆さんの写真がたくさん出てくるのですが、その表情が素敵なんです!)の「婆さん」になって欲しいなあ?と思いました。
☆が4コなのは、和田さんはこうして本を書いて自分の考えを伝えるよりは、自分の生の言葉で伝えることのほうが恐らく得意なんじゃないかと感じたからです。

大逆転の痴呆ケア
『そうか!そりゃそうだよねっ!』この本をいっきに読み終わるまで心の中で何回もうなずいていました。目からウロコの一冊です。

自立とは
近頃関心を持って、介護関連の本を何冊か読んでみたが、まだ誰も介護していないわたしにとって、実際、当事者として読めるものは少なかった。
ただ、この本は別格の秀逸。
認知症のお年寄りを集めたグループホームの運営について、客観的にユーモラスな筆致で書かれている。実際のケースを取り上げてながら「和田さんのやり方」を具体的に紹介していくものなのだが、ここで目指しているのはとことんとした「自立」。
生活すると部屋が汚れる。汚れた部屋は掃除して、天気のよい日は布団を干す。食べたいものを自分で決めて、外に行って食材を調達し、食べられるように調理する。これが自分でできるかできないか、で、「ひとの自由さ」は大きく左右される、とわたしも思う。
世話する側の人がそれらを全部「してあげる」のは世話される人にとっての「生活」を奪うことだ、と筆者は言う。「できない」「無理」「危ない」、と、何もかもを世話してあげるのは、そのひと自身の能力を奪うことになる。そのとおりだ。別に認知症に限った話ではない。
仕事の忙しいオジサンにだって、いたずら盛りの子どもにだって、勝負の日限が迫っている受験生にだって、「自立した生活」は必要だ。
『一方的にしてもらっているばかりでは、人が生きる姿から遠くに離れるばかりである。』
刺激的な言葉が並ぶ。目からウロコのおもしろさ!

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