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「ゆらぐ」ことのできる力―ゆらぎと社会福祉実践
「ゆらぐ」ことのできる力―ゆらぎと社会福祉実践
「ゆらぐ」ことのできる力―ゆらぎと社会福祉実践
定価: ¥ 2,730
販売価格: ¥ 2,730
人気ランキング: 22397位
おすすめ度:
発売日: 1999-12
発売元: 誠信書房
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
第一章がすべてを語る
ゆらぎという言葉には、以前にファジーを説明する表現の一つとして使われたりした経緯もあるため、それにやたらとこだわる編者の姿勢には違和感を覚える。福祉の業界用語なのかもしれないけれど、その内容は、べつに福祉に限らず日常的に誰もが他人と接する上で感じることなので、それを文献引用などでことさらに意味づけして説明されても、よけいわかりにくくなるだけ。
むしろ内容は「共感」に関する話だと思う。
編者のほかに9人が体験にもとづいて執筆しているけれど、第一章のハンセン病患者に関する体験談がすべてを語っているのではないか。実際、第一章では「ゆらぎ」という言葉はいっさい出てこない。必要ないのだ。
「ゆらぎ」を呪文のように繰り返す編者のこだわりやまとめっぽい説明はむしろ蛇足で、ものごとを難しく言ってしまう専門家の短所が出てしまっていると思う。
人間関係の微妙なポイントをつく
理論で言い切れない人間関係の機微のような事柄がとてもわかりやすくかかれてあります。読んでいて思わず「そうそう」とうなずいてしまいます。
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